ファイル名を忘れたら引数なしでVim起動(jumplist)

テキストエディタ(Vimやその他)

ブログは1日1回更新すると自分の中で決めているのですが、仕事で不具合調査などが長引くと12時回ってしまわないかと気が気でないです。(私の中では、本業の不具合のことよりも、ブログ更新の方が大事。あ〜、映画を見る暇もない。。)
今日遅くまで残業になってしまったにっくきバグの原因は、ファイル名の誤記。よくファイル名忘れるんです、私。
ということで、編集してたファイル名を忘れてしまった時のネタにします。

前回編集したVimファイルを、もう一度編集したいって時に、うっかりファイル名を忘れてしまった時でも、引数なしでVimを起動すれば大丈夫です。
Vimが起動したら、

<C-O><C-O>

(/Ctrl押しながらoキーを2回押す)
すれば、前回編集していたファイルを開くことができます。

さっそく実験してみましょう。まずは通例のダミーファイルを生成します。

takk@takk:~/test$ seq 30 | split -dl10
takk@takk:~/test$ ls
x00  x01  x02
takk@takk:~/test$ 

次に、擬似的に前回ファイルを開いていたことにするために、vimのオプションの-cコマンドでqを発行します。

takk@takk:~/test$ vim -cq x00
takk@takk:~/test$ vim -cq x01
takk@takk:~/test$ vim -cq x02
takk@takk:~/test$ 

これで、前回編集していたファイルはx02、その前はx01、そのもうひとつ前はx00ということになりました。

さらに意地悪でカレントディレクトリの場所も変更してみます。

takk@takk:~/test$ mkdir tmp
takk@takk:~/test$ cd !$
cd tmp
takk@takk:~/test/tmp$ 

では、Vimを起動します。

takk@takk:~/test/tmp$ vim

vimopen-001

Vim上で

<C-O><C-O>

vimopen-002

次からは 一回だけで良いです。

<C-O>

vimopen-003

<C-O>

vimopen-004

Ctrl-Oで開くファイルのリストは、:juで(:jumps)確認できます。

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