ドラマ『下町ロケット』(2016)
同じエンジニアとして血が騒ぎ、とてつもなく面白かったです。
「どんな難問にも必ず答えはある」
いい言葉だと思います。
そしてギリギリのところで、仕事をやりとげる佃製作所すごいです。でも現実ではギリギリセーフの仕事って完全アウトですね。ギリギリ間に合うかもしれないは、ギリギリ間に合わないかもしれない、であるからです。それではスケジュールが守れません。
下町ロケットでは、帝国重工がロケットをすべて自社製作ではなく、キーデバイスであるバルブシステムだけは、佃製作所から部品供給を受けます。
3DCG制作においても、すべて自分でモデリングが出来れば良いのですが、得手不得手あるかと思います。モデリングが出来なくても、出来上がったモデルを組み合わせて3DCGを制作する楽しみ方もあります。WEBからフリーのモデルを探して使ってみましょう。
今回はhttp://tf3dm.com/ でモデルを探します。
ロケットを探したいので、飛行機(空を飛ぶものでまとめてるのでしょう)マークをクリックします。
OBJファイルのみでフィルタリングします。
zeontronさんのモデル「Proton Rocket」(Proton.obj)を使わせてもらうことにしました。
モデルの圧縮ファイルをダウンロードして解凍したら、下のスクリプトを実行します。
1 #!/bin/bash 2 cat <<EOL>/tmp/tmp.py 3 4 import bpy 5 6 bpy.ops.object.delete() 7 8 bpy.ops.mesh.primitive_plane_add() 9 bpy.ops.transform.resize(value=(20,20,1)) 10 bpy.data.objects['Plane'].location=(0,0,-0.1) 11 12 mat=bpy.data.materials['Material'] 13 mat.diffuse_color=(0.095, 1, 0.107) 14 bpy.context.object.data.materials.append(mat) 15 16 bpy.ops.object.particle_system_add() 17 18 bpy.data.particles['ParticleSettings'].type="HAIR" 19 bpy.data.particles['ParticleSettings'].hair_length=0.1 20 bpy.data.particles['ParticleSettings'].child_type="SIMPLE" 21 bpy.data.particles['ParticleSettings'].child_radius=1.0 22 bpy.data.particles['ParticleSettings'].count=2000 23 bpy.data.particles['ParticleSettings'].rendered_child_count=100 24 25 path='Proton.obj' 26 bpy.ops.import_scene.obj(filepath=path) 27 s=0.0017 28 bpy.ops.transform.resize(value=(s,s,s)) 29 30 bpy.data.lamps['Lamp'].distance=1000 31 bpy.data.lamps['Lamp'].type='SUN' 32 33 EOL 34 blender -P /tmp/tmp.py
23行目までは、草原の作成です、パーティクルのヘアで草原を表現しています。
25〜28行目が、OBJファイルのインポートです。ロケットが巨大過ぎるため、かなり縮小しています。
実行して、レンダリングすれば、このように草原に立つロケットが見られます。
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