アニメ『ヲタクに恋は難しい』
登場する人たちが全然ヲタクに見えません。ヲタクなことをやってても、ヲタクに見えず、ただのマニアな人たちに見えます。ヲタクの二人が恋人になって会社帰りに居酒屋デートって、いやいや普通の人たちじゃないですか。そして、美男美女。だめだろう、ヲタを気取っては。
批判気味なのは、自称アニヲタの私が、本物のアニヲタの友人たちから、けちょんけちょんに、貶されたからでアリマス。毎日アニメは夜中まで見てるのですが、友人たちから言わせると、全然見てないレベルだそうです。本当にアニメが好きなら、会社に行けるわけないらしいです。
確かに。朝になったら、会社には行っちゃうなあ、自分。そこまでアニメが好きじゃないかもしれません。
ということで、もっとアニメ見ます。
さきほど「居酒屋デート」と書いていて、最近は日付に関しての記事を書いてないような気がしたので、今回はファイルの日付と時刻、つまりタイムスタンプについて確認してみようかと思います。
まずは、適当にファイルを作成します。aというファイル名にしました。
takk@deb9:~/tmp$ ls takk@deb9:~/tmp$ date 2018年 6月 12日 火曜日 22:39:34 JST takk@deb9:~/tmp$ echo HELLO >a takk@deb9:~/tmp$
作成したファイルaをstatで確認。
takk@deb9:~/tmp$ stat a File: a Size: 6 Blocks: 8 IO Block: 4096 通常ファイル Device: 801h/2049d Inode: 546991 Links: 1 Access: (0644/-rw-r--r--) Uid: ( 1000/ takk) Gid: ( 1000/ takk) Access: 2018-06-12 22:39:40.492000000 +0900 Modify: 2018-06-12 22:39:40.492000000 +0900 Change: 2018-06-12 22:39:40.492000000 +0900 Birth: - takk@deb9:~/tmp$
statで Access、Modify、Changeと、3種類のタイムスタンプが表示されます。
Accessは、アクセス日時、Modifyは更新日時、Changeはステータス変更日時です。
新規でファイルを作成すると、これらすべてに、作成した日時のタイムスタンプが刻まれます。
では、今作成したファイルaの内容をcatで表示してみます。
takk@deb9:~/tmp$ date 2018年 6月 12日 火曜日 22:40:59 JST takk@deb9:~/tmp$ cat a HELLO takk@deb9:~/tmp$
もうこれだけで、ファイルのタイムスタンプは変わってしまいます。
statで確認すると、
takk@deb9:~/tmp$ stat a File: a Size: 6 Blocks: 8 IO Block: 4096 通常ファイル Device: 801h/2049d Inode: 546991 Links: 1 Access: (0644/-rw-r--r--) Uid: ( 1000/ takk) Gid: ( 1000/ takk) Access: 2018-06-12 22:41:01.956000000 +0900 Modify: 2018-06-12 22:39:40.492000000 +0900 Change: 2018-06-12 22:39:40.492000000 +0900 Birth: - takk@deb9:~/tmp$
Access日時だけ更新されました。
そういえば、statコマンドのファイルにアクセスしていますね。statコマンドでもAccess日時は更新されるのでしょうか。もう一度statを実行してみます。
takk@deb9:~/tmp$ date 2018年 6月 12日 火曜日 22:41:50 JST takk@deb9:~/tmp$ stat a File: a Size: 6 Blocks: 8 IO Block: 4096 通常ファイル Device: 801h/2049d Inode: 546991 Links: 1 Access: (0644/-rw-r--r--) Uid: ( 1000/ takk) Gid: ( 1000/ takk) Access: 2018-06-12 22:41:01.956000000 +0900 Modify: 2018-06-12 22:39:40.492000000 +0900 Change: 2018-06-12 22:39:40.492000000 +0900 Birth: - takk@deb9:~/tmp$
タイムスタンプは変更されませんでした。
lsコマンドではどうでしょう。
takk@deb9:~/tmp$ ls -l a -rw-r--r-- 1 takk takk 6 6月 12 22:39 a takk@deb9:~/tmp$
lsの後に、statで確認。
takk@deb9:~/tmp$ stat a File: a Size: 6 Blocks: 8 IO Block: 4096 通常ファイル Device: 801h/2049d Inode: 546991 Links: 1 Access: (0644/-rw-r--r--) Uid: ( 1000/ takk) Gid: ( 1000/ takk) Access: 2018-06-12 22:41:01.956000000 +0900 Modify: 2018-06-12 22:39:40.492000000 +0900 Change: 2018-06-12 22:39:40.492000000 +0900 Birth: - takk@deb9:~/tmp$
statと同じくlsでもタイムスタンプは変更されませんでした。
ちなみにlsでアクセス時間を確認するには、-luオプション。Accessのaではなくuってところが分かりづらいです。
takk@deb9:~/tmp$ ls -lu a -rw-r--r-- 1 takk takk 6 6月 12 22:41 a takk@deb9:~/tmp$
次はタイムスタンプを変更してみます。
touchコマンドでタイムスタンプを変更することができます。
takk@deb9:~/tmp$ touch -d 2011-11-11 a takk@deb9:~/tmp$ stat a File: a Size: 6 Blocks: 8 IO Block: 4096 通常ファイル Device: 801h/2049d Inode: 546991 Links: 1 Access: (0644/-rw-r--r--) Uid: ( 1000/ takk) Gid: ( 1000/ takk) Access: 2011-11-11 00:00:00.000000000 +0900 Modify: 2011-11-11 00:00:00.000000000 +0900 Change: 2018-06-12 22:47:19.316000000 +0900 Birth: - takk@deb9:~/tmp$
AccessとModifyを2011年11月11日に変更しました。
Changeの方は、touchで変更した時の、時刻で更新されます。Changeは任意の時間に変更することができません。改ざん防止ですかね。
lsコマンドでは-lcでChangeの日時が確認できます。
takk@deb9:~/tmp$ ls -lc a -rw-r--r-- 1 takk takk 6 6月 12 22:47 a takk@deb9:~/tmp$
つづく
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