ソースからビルド、インストールする練習をしてみましょう。
ビルドするには、configureとmakeコマンドを実行し、インストールするには、make installを実行します。
GNU Helloを活用してみます。 ダウンロードはこちらから。
まずは解凍します。
tar xzf hello-2.10.tar.gz
解凍してできたディクレクトリに移動すると、configureというファイルがあるので、実行します。
頭に./をつけないといけません。
cd hello-2.10 ./configure
configureを実行するとmakeができるようになります。
makeを実行するとプログラムはビルドされ実行可能ファイルができます。
make
最後に実行可能ファイル(hello)を配置します。
sudo make install
どこにhello実行可能ファイルが配置されたかというと、/usr/localの下のbinディレクトリの下です。
/usr/localディレクトリは、一般ユーザには書き込み権限がないため、sudoを使いました。
configure実行時に格納先を指定しないと、デフォルトのインストール先として/usr/localが選択されます。
インストール先を変えるには、以下のように–prefixオプションを使います。
./configure --prefix=/home/hoge
上記を実行した後、make〜make installまで実行すると、
/home/hogeの下にbinディレクトリができ、さらにその中に、helloファイルができていると思います。
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