headはファイルの先頭部分を表示するコマンドですが、複数ファイルに使う場合、その質素な使用法には不釣り合いの豪華なパフォーマンスを提供してくれるコマンドです。
まずは、普通の使い方。
$ seq 100 | head 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
1〜100の数字を頭10行のみ表示しました。当然1〜10しか表示されてません。意図どおりです。
次に複数ファイルを扱いますが、まずは実験用ファイルを作ります。
~$ for i in `seq 5`;do banner $i>$i;done ~$ ls 1 2 3 4 5
ファイル1〜5までにbannerで生成したテキストを格納してみました。
それでは準備ができたのでheadで複数ファイルを指定してみます。
~$ head * | pr -t5 ==> 1 <== ==> 2 <== ==> 3 <== ==> 4 <== ==> 5 <== # ##### ##### # ####### ## # # # # # # # # # # # # # # # ##### ##### ####### ##### # # # # # # # # # # # # ##### ####### ##### # #####
headの活用はまだまだありますが、続きはまた次回。
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