Python(辞書)

PerlやRubyでいうところのハッシュです。連想配列です。
Pythonでは辞書と呼ばれているようです。

なんで辞書なんて呼び方をするのか、初めて聞いた時は戸惑いましたが、使ってみると辞書そのものでしたね。

>>> dict={}
>>> dict['apple']='りんご'
>>> dict['banana']='バナナ'
>>> dict['apple']
'りんご'
>>> dict['banana']
'バナナ'
>>>

もちろんPerlやRubyのハッシュでも辞書にように使えます。

takk@deb9:~$ irb --simple-prompt
>> dict={}
=> {}
>> dict['apple']='りんご'
=> "りんご"
>> dict['banana']='バナナ'
=> "バナナ"
>> dict['apple']
=> "りんご"
>>
takk@deb9:~$ cat dict.pl
%dict=();

$dict{'apple'} = 'りんご';
$dict{'banana'} = 'バナナ';

print "$dict{'apple'}\n";
takk@deb9:~$ perl dict.pl
りんご
takk@deb9:~$

こうしてみると、RubyとPythonってまったく同じですね。
どの言語も知らない場合は、Rubyを最初に覚えておけば、PythonもPerlもスムーズに覚えられるかもしれません。

Perlではキーのクォートを省略することができましたが(Rubyではシンボル)、Pythonではどうでしょうか、やってみます。

>>> dict={}
>>> dict[apple]='りんご'
Traceback (most recent call last):
  File "<stdin>", line 1, in <module>
NameError: name 'apple' is not defined
>>>

なるほど、厳格ですね。

初期化も、Rubyと同じです。

>>> dict={'apple':'りんご','banana':'バナナ'}
>>> dict['apple']
'りんごA'
>>>

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