電卓とirb比較(平均、標準偏差)

クリスマスですが、平日のように電卓に夢中です。今回はデータの平均と、標準偏差を電卓とirbで求めます。

irbと電卓で、平均、母集団の標準偏差、標準偏差を求めます。
それぞれの式です。
calc-sta-016
calc-sta-017
calc-sta-018

最初はirb。データはリストで持つことにします。

takk:~$ irb
irb(main):001:0> lis=[100,93,80,15,20]
=> [100, 93, 80, 15, 20]

平均値を求めるための、割り算をするとき、list.sizeを浮動小数点数に変換することで、結果も小数点以下が表示されるようにしておきます。
また、平均値は後で使うので変数に格納しておきます。

irb(main):002:0> ave=eval(lis.join("+"))/lis.size.to_f
=> 61.6

母標準偏差。計算式のプログラミングは自分で書かねばなりません。

irb(main):003:0> Math.sqrt(eval(lis.map{|x|(x-ave)**2}.join("+"))/lis.size)
=> 36.6092884388648

標準偏差。

irb(main):004:0> Math.sqrt(eval(lis.map{|x|(x-ave)**2}.join("+"))/(lis.size-1))
=> 40.93042877859943

さて、電卓です。
統計計算を行うモードに変更します。
calc-sta-001

これから統計用データを入力する前に、今記憶されているデータを全部クリアします。
calc-sta-002

データ入力です。irbで使用したデータと同じ値を入力します。
calc-sta-003

calc-sta-007
calc-sta-008
calc-sta-009
calc-sta-010
calc-sta-011

今記憶されているデータの平均を得ます。
calc-sta-004

calc-sta-012

次は母標準偏差。
calc-sta-005

calc-sta-014

標準偏差。
calc-sta-006

calc-sta-015

ほとんど2つのボタンを押すだけで統計計算ができてしまいます。電卓おそるべし。

Merry Christmas!

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