『桐島、部活やめるってよ』(2012公開)
数々の賞を受賞した名作ですね。
同じシーンを別の生徒の視点で見せてくれるので、誰が誰を好きとか、恋人どうしなのだけど関係ないフリをしていたりとか、仲良しグループに見えるけど、とりあえず友達みたいに接してるだけとか、それぞれの考えていることが、視点が切り替わるごとに少しずつ分かってくるのが面白かったです。カメラワークだけで、この子はあの子に気があるとか分かるようになっているので、瞬きしないように見ていないといけません。いやあ。甘酸っぱいです。飽きずに最後まで見れました。青春だなあとは思いましたが、見終わっても、なんかよくわからなかったです。感動は人それぞれですからね。
Minecraft PI ED を『桐島、部活やめるってよ』のように視点を変えてみたいと思います。といっても、pythonで操作できそうなのは、上空からの視点のみです。
~$ python -c' import minecraft mc=minecraft.Minecraft.create() mc.camera.setFixed() mc.camera.setPos(0,20,0)'
setFixedを使えば、上空で視点を固定することができます。
プレイヤーに追従してカメラを移動させるには、setFollowを使います。
~$ python -c' import minecraft mc=minecraft.Minecraft.create() mc.camera.setFollow(mc.getPlayerEntityIds())'
Minecraft PI EDでメイズランナーで、作った迷路も、上空視点で操作すれば、簡単に抜けられるかもしれません。
あれ、プレイヤーはどこでしょうか。
簡単に見つかったと思いますが、ここです。
視点を変えて、プレイヤーの顔を見てみようと思っていましたが、桐島と同じく、見ることはできませんでした。
仕方ないので、マルチプレイをして、顔を見てみましょう。
2個目のMinecraft PIを起動して、Join Gameを選択します。
次に最初に起動したMinecraft PIのIPアドレスを選んで、Join Gameします。一つのラズパイ上に複数Minecraft PIを起動しているだけなので、IPアドレスは全部同じです(私の環境では192.168.0.6)。
Raspberry PI 2では1台で4つ起動できました。
右下画面の迷路の横で剣を持って立って、こちらを見ている男。なぜかメイズランナーのギャリーを思い出しました。ムカっ。
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