UbuntuでPowerShellを使う

旧PowerShell
https://youtu.be/gplh7VWmsng
アニメ『北斗の拳』

漫画だったかアニメだったか忘れてしまったのですが、相手の拳法をコピーする北斗神拳の「水影心」って奥儀がずるいなあと思ってました。まあこれはアニメの世界の話ですが、なんと技術スキルも、理解力のある人だったら簡単に人の技をコピーできてしまいます。
若い頃、会社の先輩が、本を毎日一冊読んでることを鼻にかけ、技術本なら読むだけで実習しなくとも、技術を修得できるぞ、と嘯いてました。その頃は、ただの嫌な先輩でしたし、もう会うこともありません。私は、自分ができないからという理由で、その先輩の発言をまったく信用していませんでした。しかし私もその芸当ができるようになってからは、もったいないことをしたものだ。もっといろんな話を聞いておけばよかったと、ただ反省するばかりです。もちろん、その先輩は、嫌な先輩から師匠に心の中でクラスチェンジです。読むだけで修得ってやり方もアリだなあ、と今は本当にそう思います。まあ、20年ぐらい経験を積んでようやくその先輩に追いついたってことです。本を読む習慣のある人なら、当たり前のことですね。
本を読む時間を多く充てることで勉強のオーバーヘッドが削減できます。試験勉強をするのに、単語帳を覚えるのは効果がありますが、単語帳を作る時間が多くても効率が悪いだけです。同じく技術本で読んで、いざ実習しようとしてもインストールでほとんどの時間を浪費するなら、やらない方がマシです。単語帳作り、インストールのようなオーバーヘッドになる時間はなるべく削減して、想像力を活かして、本をいろんな角度から繰り返し読むってのが一番クレバーに思います。

さて、北斗神拳の奥儀「水影心」のように、他流儀の技術も使えるようにしておきましょう。今回はUbuntuでPowerShellを使ってみます。
(LinuxでもPowerShellが使えることをつい昨日知りました)

(本記事はPowerShell入門記事としてコチラにもまとめています。)

PowerShellをUbuntuにインストール

PowerShellは、githubにレポジトリ(https://github.com/PowerShell)が公開されています。

githubレポジトリのpowershellをクリックします。

画面をREADMEが現れるまでスクロールさせます。今回はUbuntu 16.04にインストールするので、Ubuntu 16.04 のdebボタンを右クリックしてURLをコピーしておきます。

wgetがインストールされてなければ用意しておきます。

root@ubu16:~# apt-get install wget

インストールしたwgetを使って、PowerShellのgitレポジトリからdebファイルを取得します。さきほどURLをコピーしましたので、wgetのみ入力して、URLはペーストすればよいです。

root@ubu16:~# wget https://github.com/PowerShell/PowerShell/releases/download/v6.0.0-beta.5/powershell_6.0.0-beta.5-1ubuntu1.16.04.1_amd64.deb

インストール方法は、README.mdに書いてあるとおり。以下のようにコマンドを実行すればよいです。

root@ubu16:~# dpkg -i powershell_6.0.0-beta.5-1ubuntu1.16.04.1_amd64.deb
root@ubu16:~# apt-get install -f

PowerShellをUbuntuで使う

では使ってみましょう。

takk@ubu16:~$ powershell
PowerShell v6.0.0-beta.5
Copyright (C) Microsoft Corporation. All rights reserved.

PS /home/takk> 1..10 | %{random}
1480426006
1120022630
815938875
1939085862
1470613838
1781857308
1396863669
1899772878
701530902
1871527399
PS /home/takk>

感動です。

コマンドの連携もできそうです。

PS /home/takk> 1..5 | xargs
1 2 3 4 5
PS /home/takk>

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