Windows(dateコマンド)


アニメ『時間の支配者』

時間を奪う怪獣と戦います。時間が奪われると、若くなりますが、記憶も奪われるようです。若返りは魅力的ですが、せっかく得た知識がこぼれていくのは、耐えがたいです。っていっても、その記憶がなくなるわけなので、常に新鮮に感じるかもしれません。

今回もWindowsコマンドですが、時間のアニメなので、時間関連コマンドです。

Linuxの場合は、dateと入力するだけで、今日の日付も、今の時刻も表示されます。

takk@debian:~$ date
2017年  8月 10日 木曜日 22:03:32 JST

Windowsの場合は、dateコマンドで今日の日付は表示されますが、
新しい日付まで要求されます。

C:\Users\takk>date
現在の日付: 2017/08/10
新しい日付を入力してください: (年-月-日)

C:\Users\takk>

日付と時間のコマンドは分かれており、時間を確認するにはtimeコマンドを打ち込まねばなりません。こちらも、現在の時刻は表示されるものの、新しい時刻まで要求されます。


C:\Users\takk>time
現在の時刻: 22:02:45.32
新しい時刻を入力してください:

C:\Users\takk>

純粋に日付や時刻を表示だけしたい場合は、/tオプションをつけます。

C:\Users\takk>date /t
2017/08/10

C:\Users\takk>time /t
22:00

C:\Users\takk>

日付や時刻を確認したいだけなら、カレンダーや時計に目を飛ばせば良いしコマンド入力するより早いので、これらのコマンドを使う必要はありません。
人間が確認するためではなく、dateやtimeの結果をテキストに埋め込んだり、制御に使用したりする場合に活きてきます。

dateコマンドの結果を使用するバッチファイルを作ってみましょう。

test.bat

FOR /f "usebackq" %%var IN ('date /t') DO if %%var==2017/08/10 echo 今日はハトの日です。

日付が、2017/08/10と一致すれば、今日はハトの日です。と表示されます。

C:\Users\takk\aaa>FOR /f "usebackq" %var IN ('date /t') DO if %var==2017/08/10 echo 今日はハトの日です。

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