「Blenderで戦車(その9)」の続きです。
キャタピラを動かすための車輪の一部分であるこのようなオブジェクトを作ります。
前回同様、起動時のCubeを削除し、Cylinderを追加したら、
CylinderのVerticesを40に変更して、s、z、0.1で、縦に10分の1に縮小します。
TABキーでEDITモードに変更し、Ctrl+TAB 3で、Mesh Select Modeを、Faceにします。
e、Enterで、同位置で押し出ししたら、s 0.9 Enterで、天板の円を縮小します。
さらに、e Etnerで、同位置押し出し後、x Enterで天板を削除します。
底板も、天板と同様の操作後、削除します。
側面を、一つ飛ばしで選択していきます。20面分選択したら、e Enterで、同一で押し出ししておきます。
選択している面を伸ばしたいですが、sキーによる拡大を行った場合、このように外へ向かうほど面が広がっていってしまいまいますので、スクリプトを使って各面を押し出したいと思います。
pythonスクリプトを使います。画面構成をScriptinにします。
pythonコンソールから、このスクリプトを実行します。
import bmesh bm=bmesh.from_edit_mesh(C.object.data) for f in bm.faces: if f.select == True: offs=f.calc_center_median() for v in f.verts: v.co.x = v.co.x + offs.x * 0.15 v.co.y = v.co.y + offs.y * 0.15 v.co.z = v.co.z + offs.z * 0.15
スクリプト実行後、3D View上のオブジェクトは変化が見られませんが、視点をずらすと、スクリプト実行後の描画状態に更新されます。 押し出しされた部分が黒くなっていますが、TABキーで一旦オブジェクトモードにして、再度TABキーでEDITモードに戻ってくれば、黒くなくなるので心配不要です。出来上がりです。
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