戻ってきました。Emacs再入門8日目です。
私はごりごりのVimmerですが、Emacs楽しくなってきました。やはり他のテキストエディタとは一線を画しているなあと分かってきた今日この頃。
さて、Vimでは、標準入力をVimに渡すことで、編集できます。
takk@deb9:~/tmp$ echo HELLO | vi - Vim: 標準入力から読込中... takk@deb9:~/tmp$
当然Emacsも同じようにできるのかなあと思い、やってみました。
takk@deb9:~/tmp$ echo HELLO | emacs -
真っ白な画面です。簡単にはいかないようです。
特別なオプションがあるのでしょうか。man emacs見てみます。
EMACS(1) General Commands Manual EMACS(1) NAME emacs - GNU project Emacs SYNOPSIS emacs [ command-line switches ] [ files ... ] DESCRIPTION GNU Emacs is a version of Emacs, written by the author of the original (PDP-10) Emacs, Richard Stallman. The user functionality of GNU Emacs encompasses everything other editors do, and it is easily extensible since its editing commands are written in Lisp. ~省略~ Emacs Options The following options are of general interest:
Emacs Optionsから下の方を、いろいろ探しましたが、標準入力を受け取るオプションみたいなものは、ありませんでした。
しかしすぐにこの問いが、愚問であることを悟りました。
Emacs内でshellが動かせるので、M-x shellとやるだけで、
このようにプロンプトが起動し、
コマンドが実行できます。つまり、Shell上でEmacsを動かすのではなく、Emacs上でShellを動かせばいいんです。
もちろん、標準入力を渡す方法は、いくらでもあると思います。しかし、Vimでは-を指定するだけの簡単なオプションが備えてあるのに、Emacsに簡単なオプションが存在しないのは、そもそもそんな使い方を推奨していないってことです。VimとEmacsはそれぞれ相反する思想で設計されているのかもしれません。
さて、いきなりM-x shellってのが登場しましたが、もちろんネットを探す必要はなく、man emacsに書かれています。
EMACS(1) General Commands Manual EMACS(1) NAME emacs - GNU project Emacs SYNOPSIS emacs [ command-line switches ] [ files ... ] DESCRIPTION ~省略~ GNU Emacs's many special packages handle mail reading (RMail) and sending (Mail), outline editing (Outline), com‐ piling (Compile), running subshells within Emacs windows (Shell), running a Lisp read-eval-print loop (Lisp-Interac‐ tion-Mode), automated psychotherapy (Doctor), and much more. Emacs Options
man emacsのオプションの説明の上ぐらいに、いろんなツールについて書かれています。
M-x doctorってのを実行してみました。
寂しい時に会話してくれるツールでしょうか。
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