GNU nanoエディタが使えない


ドラマ『キャリア〜掟破りの警察署長〜』(主演玉木宏)
新任の警察署長は30代。のんびりしているように見えるようで、現場の刑事にはなめられています。しかしこの署長、ナノレベルの些細なことも見逃さない鋭い刑事の目も持っています。バスに乗ったら、乗客の持ち物、振る舞いなどを観察して、悩みごとまで把握してしまいます。署長なのに現場に出て、市民にまぎれて、警察手帳を見せることなく操作。まるで遠山の金さんです。
まあ最後は、遠山金さんと同じで、桜吹雪ですね。
ナノ(十億分の一の単位)レベルっていうのは大げさですが、ほんの小さな異変に気がつく能力があるとかっこいいなあと思います。今回はこのナノ関連で、nanoエディタを覚えてみようと思います。ちなみにnano(ナノ)エディタは、pico(ピコ)エディタのGNU版です。

主にVimを使っているので、その他のエディタに出番はないように思えますが、新しくlinuxをインストールした時等で、Vimが起動してほしい時に、nanoエディタが起動してしまう時があります。起動エディタを替え忘れているだけなのですが(下のコマンドを最初に実行してVimを選択すれば良い)、

# update-alternatives --config editor

でもせっかく起動したnanoエディタ。間違えて起動していたとしても、わざわざ終了するのは可哀想です。いろんなエディタが使えてこそ、コマンドフリークということで、nanoの基本的な使い方をマスターしたいと思います。

起動方法

takk@deb83:~$ nano memo

nano-001
覚えるというか、使い方は、画面下の方に表示されていますね。
^はコントロールの意味で、^Gの Get Helpを見るなら、CTRL+Gまたは、F1キーを押します。
nano-002
終了は、^X Exitで、CTRL+X、またはF2キーを押します。
カーソル移動は上下左右キーが使えます。文字の入力は、そのままキー入力すれば表示されます。
nano-003
ファイルへの保存は、^O Write Out (CTRL+O or F3)
nano-004
ファイル名を聞いてくるので、保存したいファイル名にして、Enterキーを押します。
終了して、ファイルが保存されているか確認しましょう。
^X Exit (CTRL+X)します。

takk@deb83:~$ cat memo
hello



takk@deb83:~$ 

次は、ファイル名を指定せずにnanoを起動して、ファイルを開いてみます。

takk@deb83:~$ nano

^R Read File (CTRL+R or F5)を押します。
nano-005
ファイル名を聞いてくるので、読み込みたいファイル名を入力して、Enterキーを押します。
nano-006
では編集です。helloの行を複写してみます。
カーソルをhelloの行まで移動して、^K Cut Text (CTRL+K or F9)を押します。
次に、^U UnCut Text (CTRL+U or F10)を2回押します。
nano-007
行をコピーするのに、わざわざ行を消さなきゃならないってことはなく、ファンクションキー(F9,F10)を使えば手が楽だからです。
行削除せずに複写するには、ATL+^を押してから、F10すれば良いです。

Vimと同じく、外部コマンドの実行もできます。
F5キー、CTRL+Xを押すと以下の画面になります。
nano-008
ここで実行したいコマンド、例えば、seq 50 | pr -t5を入力して実行すると、
nano-009
外部コマンド実行結果が表示されました。

ドラマ中に、ソフトウェア開発でも耳にする「割れ窓理論」登場します。些細なことも見逃さないことが大事です。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

CAPTCHA