今回は、これを使います。
ICACLS <名前> /findsid <SID> [/T] [/C] [/L] [/Q] ICACLS <名前> /findsid <SID> [/T] [/C] [/L] [/Q] <SID> が明示されている ACL を含むすべての一致する名前を検索します。
いつものように実験に使いファイル作成。
C:\Users\takk\Desktop>echo HELLO > test.txt C:\Users\takk\Desktop>icacls test.txt test.txt S-1-5-21-282166592-494520350-4258074492-1003:(I)(F) NT AUTHORITY\SYSTEM:(I)(F) BUILTIN\Administrators:(I)(F) DESKTOP-TRO4JUU\takk:(I)(F) 1 個のファイルが正常に処理されました。0 個のファイルを処理できませんでした C:\Users\takk\Desktop>
今回はicaclsのその5なので、何度も使ってきたわけですが、icaclsってコマンド、ほんと覚えにくいです。
wikipediaでは「Integrity Control Access Control List」の略らしく、簡単な単語の組み合わせであるにもかかわらず、覚えることができません。でも、大丈夫です。もう英語がわけわかんなすぎて(なんでControlが二回も出てくるんだ!) と、怒りを覚えることはできます。
では、使ってみましょう。
C:\Users\takk\Desktop>icacls test.txt /findsid takk SID が見つかりました: test.txt 1 個のファイルが正常に処理されました。0 個のファイルを処理できませんでした C:\Users\takk\Desktop>
ん~。何が面白いのか分かりません。 ファイルを増やしてみます。
C:\Users\takk\Desktop>copy test.txt test2.txt 1 個のファイルをコピーしました。 C:\Users\takk\Desktop>icacls test.txt /grant testuser2:f 処理ファイル: test.txt 1 個のファイルが正常に処理されました。0 個のファイルを処理できませんでした C:\Users\takk\Desktop>
test.txtとtest2.txtがあり、test.txtのみtestuser2に権限を付与しました。
icaclsで確認するとこのような状態です。
C:\Users\takk\Desktop>icacls test* test.txt DESKTOP-TRO4JUU\testuser2:(F) S-1-5-21-282166592-494520350-4258074492-1003:(I)(F) NT AUTHORITY\SYSTEM:(I)(F) BUILTIN\Administrators:(I)(F) DESKTOP-TRO4JUU\takk:(I)(F) test2.txt S-1-5-21-282166592-494520350-4258074492-1003:(I)(F) NT AUTHORITY\SYSTEM:(I)(F) BUILTIN\Administrators:(I)(F) DESKTOP-TRO4JUU\takk:(I)(F) 2 個のファイルが正常に処理されました。0 個のファイルを処理できませんでした C:\Users\takk\Desktop>
では、アカウントを指定して、権限付与されているファイルを確認してみます。
C:\Users\takk\Desktop>icacls t* /findsid testuser2 SID が見つかりました: test.txt 2 個のファイルが正常に処理されました。0 個のファイルを処理できませんでした C:\Users\takk\Desktop>icacls t* /findsid takk SID が見つかりました: test.txt SID が見つかりました: test2.txt 2 個のファイルが正常に処理されました。0 個のファイルを処理できませんでした C:\Users\takk\Desktop>
なるほど、このように使うのですね。
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