前回は、w32tm /debugコマンドの/disableを実行したので、今回は、/enableを実行します。
C:\Windows\System32\tmp>w32tm /debug /enable /file:test.txt /size:100000 /entries:0-300 C:\Windows\System32\tmp>
何か変わったでしょうか。
C:\Windows\System32\tmp>dir ドライブ C のボリューム ラベルがありません。 ボリューム シリアル番号は C4E9-35F2 です C:\Windows\System32\tmp のディレクトリ 2019/03/28 21:46 <DIR> . 2019/03/28 21:46 <DIR> .. 2019/03/28 21:46 0 test.txt 1 個のファイル 0 バイト 2 個のディレクトリ 73,752,756,224 バイトの空き領域 C:\Windows\System32\tmp>
ステータスを確認します。
C:\Windows\System32\tmp>w32tm /query /status 次のエラーが発生しました。 そのサービスを開始できませんでした。 (0x80070426) C:\Windows\System32\tmp>
あ、サービス開始していませんでした。
サービスを起動して、
C:\Windows\System32\tmp>net start "windows time" Windows Time サービスを開始します. Windows Time サービスは正常に開始されました。 C:\Windows\System32\tmp>
これで動きましたね。
C:\Windows\System32\tmp>w32tm /query /status 閏インジケーター: 3 (同期未実行) 階層: 0 (未指定) 精度: -23 (ティックごとに 119.209ns) ルート遅延: 0.0000000s ルート分散: 0.0000000s 参照 ID: 0x00000000 (未指定) 最終正常同期時刻: 未指定 ソース: Local CMOS Clock ポーリング間隔: 10 (1024s) C:\Windows\System32\tmp>
ログを確認します。
C:\Windows\System32\tmp>dir ドライブ C のボリューム ラベルがありません。 ボリューム シリアル番号は C4E9-35F2 です C:\Windows\System32\tmp のディレクトリ 2019/03/28 21:46 <DIR> . 2019/03/28 21:46 <DIR> .. 2019/03/28 21:46 0 test.txt 1 個のファイル 0 バイト 2 個のディレクトリ 73,726,574,592 バイトの空き領域 C:\Windows\System32\tmp>
サイズが増えていないってことは、ログの書き込みがされていないってことですね。
ここで、わざと時刻をずらしてみます。
「Windowsの設定」「時刻と言語」「日付と時刻」で、 「時刻を自動的に設定する」をオフにして、 適当に今の時間ではない時間を設定後、再度、 「時刻を自動的に設定する」をオンにします。
dirで、ログのサイズが増えたか確認してみましょう。
C:\Windows\System32\tmp>dir ドライブ C のボリューム ラベルがありません。 ボリューム シリアル番号は C4E9-35F2 です C:\Windows\System32\tmp のディレクトリ 2019/03/28 21:46 <DIR> . 2019/03/28 21:46 <DIR> .. 2019/03/28 22:12 44,738 test.txt 1 個のファイル 44,738 バイト 2 個のディレクトリ 73,733,779,456 バイトの空き領域 C:\Windows\System32\tmp>
増えていますね。ログが書き込まれたってことでしょう。
では、disableに戻します。
C:\Windows\System32\tmp>w32tm /debug /disable プライベート ログを無効にするコマンドをローカル コンピューターに送信しています...コマンドは正しく完了しました。 C:\Windows\System32\tmp>
つづく
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