Emacs入門者は操作から覚えてはいけない

Emacsを再入門し4日目。
VimmerがEmacsを覚えようとするのが、無理があると思うんです。だってテキスト編集したいなら、Vim使えばいいじゃないですか。でもEmacs使えるとカッコいい、ただそれだけで、再入門してます。
どこから手をつけてよいか最初は分からなかったので、とりあえずチュートリアルを読んで、上下左右のカーソル移動から、そしていろいろなキー操作を少しずつ覚えようと思ってましたが、この覚え方つまらないなあと思います。Emacs入門者というより、テキストエディタ入門者の覚え方だからです。Emacsをスキルにしようとするプログラマーで、テキストエディタを使った経験がないなんてありえないと思うんです。

さて、今回も、Emacs探検です。GUIをクリックして、ドキュメントの位置を把握していきます。
タイトルバー直下のHelpメニューに、Emacs FAQがあったので、クリック。

前回見たページと同じものが現れました。GUIをよく見ると、メニューの下にリボンがあり、リボンの下に、Next、Prev、Upがあります。どうやらこれをクリックしてもページ往来できるようです。最初、私にとっては情報過多なので背景と間違えてしまいました。

FAQのページをスクロールしていくと、前回も見たメニューが現れます。今回は、Key bindingsをクリックしました。

Key bindingsの章に移ると、さらにメニューがあり、一番上のBinding keys to commandsをクリック。

そして「どうやったらキーをコマンドにバインドできるの?」コーナーです。ここの説明は分かりやすく書かれてますが、中段よりやや下のスクリプトに注目です。

LISPです。
(global-set-key (quote [f1]) (quote help-for-help))
.emacsファイルに書けばいいみたいなので、早速このまま書いて(Emacsはまだ使えないので、Vimで書きました)保存。

Emacsを起動し直して、以下の○で囲んだ×をクリック。

すると、タイトルが消えました。ここで、F1キーを押してみます。.emacsに書いたスクリプトは動くのでしょうか。

画面が上下二つに割れて、下の画面に、ヘルプが表示されました。成功です。

そして、この表示されたヘルプ内に発見しました。キーバインド一覧です。bを押せばよいようです。

キー  コマンド
の並びで、各キーにバインドされているコマンドの一覧が表示されました。

下にスクロールしていくと、カーソル操作のキーも登場します。C-n は、next-lineというコマンドなんですね。なんて分かりやすい!

では、試しに、next-lineってコマンドを、F2にバインドしてみます。.emacsを編集。相変わらずVim使います。

.emacsを編集したら、Emacsを再起動しますが、適当に数の入ったテキストを使います。
コマンドラインで seq 1000 | pr -t5J > a.txtとでもやれば作れます。
Emacs a.txtを実行。

F2キーを5回押すと、カーソルが5行下に移動します。

なんだかものすごくスキルアップした気がします。

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